2016年9月9日金曜日

東ヨーロピアンヴィンテージ!!





こんばんは!




ヨーロッパ古着をメインに扱っているヨーロピアンマルシェですが、



”ヨーロッパ古着”



とは、一言では括れない程、実は曖昧な表現です。






年代や、ファッションとしてのジャンルなども、もちろん違いますが、



ヨーロッパは、とても歴史が長く、多くの国が集まった地域であるため、



それぞれの国によって全く違う洋服が造られ着られてきました。








そんなヨーロッパ古着ですが、



フランスやイギリスの服装は比較的皆さんも想像しやすいかと思います。






英国紳士を代表とするような、



ジャケットや革靴などの英国服。







パリコレで知られるような、



最先端なデザイン性の高いフレンチアイテム。









本日、紹介するのは、



そんなヨーロッパ古着の王道とは一味違う、



東ヨーロッパ・チェコスロヴァキアからやってきた珍しいヴィンテージを。



















1918年~1992年にヨーロッパに存在したチェコスロヴァキア。


このシャツが造られた当時は、


冷戦の最中であり、チェコスロヴァキアはソ連の元、独裁制による共産主義国でした。










刺繍によるタグと、Made in Czechoslovakiaの文字。


タグにあるロゴは、チェコスロヴァキアの国章。


社会主義国であった時代を反映されていますね。







大き目な尖った襟のデザイン。







ボックス丈。





60年代後期~70年代を象徴するような



シャツの基本的なディティールは、西洋と変わらず。





東側と西側と分けられてはいても、



このようなファッションのつながりは少なくとも残っていた事が伺えます。








こちらのシャツの特徴ともいえる



この織りにより全体に入る柄。



落ち着いた色味ながらも、華やかな印象さえ受けます。









袖の造り。


見えづらいかもしれませんが、



通常は、1枚の生地の端と端を縫いつけることで、筒状の袖を裁縫しますが、


端と端の間に1枚別で生地を入れています。



手の込んだ造りで、


着用時の袖の美しいシルエットを作り出しています。




西側諸国と比べ圧倒的に少ない旧共産圏のヴィンテージ。




その希少性や、時代的な背景についても知ることで、
服そのものの良さに目を向けるきっかけにもなります。







着用した際の美しいシルエット。


日本人にJUSTなサイズ感。


状態もかなりのグッドコンディションです。






大切に、また次の世代まで着て頂きたいアイテムです。







福岡県・門司港にて

主に土日祝日、営業しておりますので、お気軽にお越しください。




商品や、お店についてのご質問はブログ下記のEmailなどで、お気軽のどうぞ。




Online Shop でも紹介した商品ご購入頂けます。

Checkされてみて下さい。

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